TOP   SS   イラスト
<< 前頁  1スレ目  次頁 >>
445 名前:名無しさん@秘密の花園[sage] 投稿日:2005/05/02(月) 01:21:50 ID:3skiglTQ
ある土曜日。

木乃香 「せっちゃん、せっちゃん。今日はせっちゃんのお洋服買いに原宿に行くえー!」
刹那  「お、お嬢様…私、服は別に…」
木乃香 「あーん、もー! 前からの約束やったえ。せっちゃん、修学旅行の時もずっと制服やったし…。
      うちがかわいいの選んだげる」
刹那  「し、しかし…私は…」
木乃香 「ぷー!ほんならうち一人で行こーかな? せやけどせっちゃん、護衛についてきてくれるんやろ?」
刹那  「は、はぁ…」
木乃香 「ほんなら二人で行けばえーやん! 恥ずかしがらんと、な?(覗き込んで)一緒に行こ。
      うち、せっちゃんと一緒に行きたい…」
刹那  (真っ赤…)「わ、わかりました。用意をしてきますので、30分後に寮の入口でよろしいですか?」
木乃香 「うん。えーよ!」

446 名前:名無しさん@秘密の花園[sage] 投稿日:2005/05/02(月) 01:22:39 ID:3skiglTQ
一旦それぞれの部屋へ別れる二人。
刹那、同室の龍宮の部屋へ走って…。

刹那 「た、龍宮! 折入って頼みがあるのだが…」
龍宮 「何だ刹那? そんなに慌てて…」
刹那 「…お、お金を貸してくれ!」
龍宮 「なに、金?! 別に構わんが、修学旅行の時のツケも忘れてないだろうな?」
刹那 「すまん、わかっている。だが、お前以外に頼めるヤツがいない…」
龍宮 「…………まぁ、デートなら仕方ないな」
刹那 (赤面して)「なっ…! 何を言う龍宮。デートなんて言ってないだろう?」
龍宮 「フフ…買い物に行くのだろう? お嬢様と。違うのか?」
刹那 「う……ま、まぁそうだが、デートではない。護衛だ!」
龍宮 「護衛か…。フフ…」
刹那 「くっ…!と、とにかく、お嬢様を待たすわけにはいかん! 
    金のことは恩にきるが、断じてデートなどではない。行ってくる!」
龍宮 「フフフ…。返すのはいつでもいいぞ!…………しかしあいつはお嬢様のこととなると、
    まるで別人格だな。ま、仕方ないか…。」

447 名前:名無しさん@秘密の花園[sage] 投稿日:2005/05/02(月) 01:23:37 ID:3skiglTQ
その頃、木乃香の部屋では…

明日菜 「それじゃあ今日は、刹那さんと出かけるのね?」
木乃香 「そや。明日菜も来−ひん?」
明日菜 「いや、私はいいよ。たまには二人で、ね…」
木乃香 「ほか? あ!ネギくんは行かへん?」
ネギ   「いえ…えと、僕も今日はやらなきゃいけないことがあるので…」
カモ   「ヒヒ…木乃香姉さん、たまには刹那の姉さんと二人きりってのもいいんじゃないスか?」
木乃香 「…? ほか?ほんなら行ってくるえ!」

寮の入口で木乃香を待つ刹那

楓   「ん? 刹那殿がこんな所に…珍しいでござるな」
刹那  「長瀬さん…。これから、修行に出かけるのですか?」
楓   「あいあい♪ もしよければ、刹那殿も一緒にどうでござるか?
     一度、手合わせ願いたいものでござる」
刹那  「い、いや、今日はちょっと…す、すいません…」

木乃香 (遠くから)「せっちゃーん!」

楓   「ん?木乃香殿? そうか、木乃香殿と待ち合わせてござったか…
     これは拙者としたことが気付かなかったでござる。
     邪魔しては悪いので、早々に退散するでござるよ、ニンニン♪」
刹那  「なっ?! 長瀬さんまで何を…」
(楓、ひゅっと消える)
木乃香 「あれ?今せっちゃん誰かと話してへんかった?」
刹那  「え?あ、いや…。それより行きましょう、お嬢様!」
木乃香 「あんもー!お嬢様って呼ばんといてー!」
刹那  「えっ…いえ、その、クセで…。す、すいません」

<< 前頁  1スレ目  次頁 >>


ページトップ

管理人:虚武僧
web拍手
┣サイトへの意見・要望
┗リンクミスの報告など