夢と現実の狭間に居た。
そろそろ目覚める。
私は今 目を瞑っているのだろう。私は今 眼を閉じているのだろう。
私は今 眼をあけているのだろう。私は今 何処に居るのだろう。
ぴすぴすと耳障りな息は誰のモノだろう。私の物か、私以外の誰かの物か。
太腿が寒い。風の音が聴こえる。鼻に付く鉄と砂塵の匂い。愈々持って此処は何処なのだろう。
遠くの方で、近くの方で、誰かの声が聴こえる。誰かは仕切りに『誰か』の名前を呼ぶ。
苦しんでいるようで 喜んでいるようで 辛いようで 怒っているようで 泣いているようで 笑っているようで
