今私の隣には、すうすう寝息を立てて眠るお嬢様。
泣きたくなるくらいの幸せに、時々…怖くなる。
冷たさしか知らずに生きてきたから。
だけどあなたに逢って、私はあたたかさを知ってしまった。
だから、怖い。
また元の冷たさに戻ったとしてもそれは前よりもずっとずっと…
冷たいだろうから…

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| 89 名前:名無しさん@秘密の花園[sage] 投稿日:2006/06/21(水) 21:25:45 ID:yAYWnM5T | ||||
今私の隣には、すうすう寝息を立てて眠るお嬢様。 泣きたくなるくらいの幸せに、時々…怖くなる。 冷たさしか知らずに生きてきたから。 だけどあなたに逢って、私はあたたかさを知ってしまった。 だから、怖い。 また元の冷たさに戻ったとしてもそれは前よりもずっとずっと… 冷たいだろうから… | ||||
| 90 名前:名無しさん@秘密の花園[sage] 投稿日:2006/06/21(水) 21:26:52 ID:yAYWnM5T | ||||
そっと、傍らのあなたの手に触れる。 その手はあたたかくて、 ただ、あたたかくて。 込み上げてくる想いを伝えようとでも言うのだろうか、強く手を握る。 ずっとずっと…こうしていられるのなら、私は他に望むものがあるだろうか? その問いは答えるまでも、考えるまでもない。 私に罪があるのなら、一番求めてはならないものを求めてしまった事だろう。 私はヒトではないから。 忌み嫌われ、迫害されるべき者だから。 だから…せめて、せめてこのあたたかな手を護ろう。 ありふれた表現をするならば、この命に換えてでも、必ず。 いつか来るであろう、あなたが私の手を離す…その日まで― 星のきれいな夜に、そんな哀しい誓いを立てた。 密かな決心と、ひと雫の涙と共に― end... | ||||
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