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515 名前:名無しさん@秘密の花園[sage] 投稿日:2007/02/14(水) 22:22:51 ID:hQuH2wDK
んぐんぐ
刹那は後1cmあわよくば2cm伸びないかな
と牛乳に粉末カルシウムを混ぜたものを飲んでいた。

「ところで刹那、近衛に渡すチョコは準備してあるのか?」

ぶーっ!!
まるで漫画のように勢い良く牛乳(粉末カルシウム入り)を吹き出す。
2月14日はバレンタイン、簡潔にいうと想い人にチョコを渡す日だ。
刹那は1月の段階からチョコ作りの練習をしてみる、等の努力を重ねていた。
最早刹那の日常は木乃香中心に回っていると言っても過言ではないものとなっていた。

「そこで何故お嬢様が出てくるのかは解らないんだが、準備してあるのか?と訊かれたら…ある!」

くくっと龍宮は幾らか満足そうに笑う。
刹那は何かに気付いた様にハッと顔を上げるといそいそとキッチンへ行き
綺麗にラッピングされたチョコを持ってくる。それを満面の笑顔で龍宮に渡す。
龍宮は少し寂しそうな笑顔で手作りのチョコを受け取った。
(因みに龍宮から刹那へはエッグプロテインと粉末カルシウムをプレゼント済み)

516 名前:名無しさん@秘密の花園[sage] 投稿日:2007/02/14(水) 22:23:50 ID:hQuH2wDK
「準備は……いいか?、いいな!、よし!行ってくるぞ真名!!」

これもいそいそと準備を整えた刹那がいつもより元気に、
  ……というよりウキウキした様子で部屋を出て行く。

「あぁ、行って来い刹那」

常と寸分違わぬ笑顔を顔に貼り付け刹那を見送る。
ふぅー、と長めの溜息を吐く。
胸がつきつきと痛んだ気がした。
丁寧にラッピングをほどき中のチョコレートを口に含む。

甘さを控えたビターチョコ

寧ろフフっと笑った。

「………………………………………………………………………………………………………しかし美味いな」


FIN

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