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121 名前:二人で旅行。[sage] 投稿日:2007/06/01(金) 22:49:34 ID:LH4e7m0k
「…せっちゃーん…」
また、寝てしまったー…
どないしようなぁ…
この後のことを考えていると部屋のノックが聞こえた。
「失礼します、お布団をひきに参りました。」
扉がすっと開いた。
仲居さんと目があった。
せっちゃんが、うちに抱きついて眠っていることを見られたことよりも、その旅館で働いている仲居さんにビックリした。

「明日菜!!」
「木乃香と、刹那さんじゃない!」
この旅館で仲居として働いていたのはうちの同居人の明日菜だった。
「明日菜、どうしたん??こんな、軽井沢でバイトっていうんは…ないよなぁ?」
「今日はね、特別なの。
 新聞配達じゃなくて、ここの仲居さんをやってほしいって言われて。
 なんか急にいつもの子が休みになっちゃったんだって。んで、おばさんからこっちに行ってもらえないかって。
 お給料もいつもの倍だったからね!」
(※おばさんというのは、明日菜が働いている新聞配達のところの奥さんということで。)
「にしても偶然やなぁ…」
「あ、それよりもお客様、お布団は一枚でよろしいでしょうか?」
明日菜がニヤニヤしながら聞いてきた。
あらためて状況を把握すると…
せっちゃんは、うちに抱きついて寝とるんだよなぁ…
明日菜…顔がハルナみたいになっとるでー
「もうっ、からかんといてーなぁ」

122 名前:二人で旅行。[sage] 投稿日:2007/06/01(金) 22:53:18 ID:LH4e7m0k
その後、明日菜は布団を二枚ひいて、普通に去っていった。
あ、せっちゃんを一緒に運んでもらえばよかったろうか?
まぁどっちにしろ今夜はこのまま終わりやろうなぁ…
せっかくの旅行なのに…
アカン、それはアカン!

「なーせっちゃん、起きてーな。せっちゃーん」
肩を何度か揺すってみて、やっと起きたせっちゃん。
また瞳は眠たそう…
「すいません、お嬢様…なんか、すごく寝てしまったみたいで…」
せっちゃん、顔をすこし傾けて、そんなこというんは卑怯やで。
「悪いことしたと思うとる?うち、さびしかったんやでー。」
「あー…す、すいません…お嬢様。」
「じゃぁ、なんでもいうこと聞いてくれる??」
こういうん、誘導尋問っていうんやろか・・・?
ん、でも尋問ではないしなぁ…
「あ、はい!…もちろんです…!」
っしゃー!
よし!じゃぁ!
「せっちゃん、これから露天風呂行こうか!!」

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