TOP
TOP   SS   イラスト
<< 前頁  クラフト 氏  次頁 >>
73 名前:NEO4教科目より[sage] 投稿日:2007/03/20(火) 09:57:11 ID:YbMXUNcV

「え、えと・・・・ど、どうおかしいのでしょうか・・・・」
「・・・・わからないんや・・・・ねぇ、見てくれる?」
「え・・・・!?」
「・・・・・・・・あっ」

(み、見るって・・・・私がお嬢様の服の中を・・・・?)
(う、うち何言うてるんやろ・・・・!? せっちゃん引いてもうたやん・・・・!)

二人でフリーズ。
相手の言葉と行動の意味を理解しようと、頭だけがフル回転していた。

「あ、あの・・・・その・・・・」
「・・・・だ、だめかなぁ・・・・?」
「お、お嬢様が、よろしいのでしたら・・・・」

木乃香の要求を刹那は受け入れた。
まさか受け入れてくれるとは思ってなかった木乃香は、少し驚く。

「じ、じゃあ・・・・脱がせて・・・・」
「私が、ですか・・・・?」
「うん・・・・なんや、力が入らなくて・・・・」

少し嘘。
弱っている振りをすれば、刹那は手を尽くしてくれるから。

「で、では・・・・」
「優しくしてね・・・・?」
「っ!?」
「ほら、はよ・・・・」
「は、はい・・・・」

74 名前:NEO4教科目より[sage] 投稿日:2007/03/20(火) 09:57:52 ID:YbMXUNcV

刹那は顔を赤くしながら、ゆっくりと木乃香の服を脱がせていった。
その優しすぎる行動に、木乃香の胸の高鳴りがさらに大きくなる。
木乃香の顔も、いつしか赤に染まっていた。

「と、とくに異常はないようですが・・・・」
「・・・・・・・・まだ・・・・」
「え?」
「まだ・・・・下も・・・・」
「っ・・・・お嬢様・・・・!?」

木乃香の誘いに刹那は葛藤する。
刹那の中で、天使と悪魔が争い始めていた。

(いや、思い止まれ刹那。体の異常を見るだけだ、深い意味はない)
(絶対誘ってるぞ。襲ってしまえ!)

一人考え込んでしまった刹那を、木乃香はもどかしそうに見ていた。
あと一歩で越えてはいけない一線を越えてしまう・・・・しかし、木乃香はその先が見たかった。
刹那とならば大丈夫、そんな気がしていた。

「せっちゃん・・・・」
「あ・・・・お嬢様・・・・」
「もっと・・・・見て? うちの事・・・・」
「・・・・うぁ・・・・」
「一緒に・・・・な? いこう?」
「・・・・・・・・あぁ・・・・」

どこにどうやっていくのか、そんな説明はいらなかった。
木乃香が悪魔に手を差し伸べ、そして天使が負けた。

75 名前:NEO4教科目より[sage] 投稿日:2007/03/20(火) 09:58:27 ID:YbMXUNcV

刹那は木乃香の頬に手を添えると、優しく口付ける。
そして木乃香に抵抗が無いとわかると、下の服に手をかけた。

「もう、戻れませんよ・・・・?」
「せっちゃんも来てくれるんやろ?」
「・・・・あなたとならば、どこまでも」

この先に何があるのかは、まだわからない。
ただわかっている事は、お互いが求め合っているということだけ。
今の二人には、それだけが重要なことだった――。

*

「お嬢様、お体の調子は?」
「もう大丈夫や」

次の日、二人はいつも通りに登校した。
しかし、この日から次第に木乃香は黒くなっていく事になる。
その変化は、皆さんもご存知であろう――。


FIN

<< 前頁  クラフト 氏  次頁 >>


ページトップ

管理人:虚武僧
web拍手
┣サイトへの意見・要望
┗リンクミスの報告など