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979 名前:恐怖対象[sage] 投稿日:2007/05/27(日) 00:06:28 ID:ZKAvvp4F

「ネギくん、せっちゃん。週末遊園地いかへん?」
「え、今週の週末ですか?」
「そや、のどかがチケット4人分手に入れたんやて。それで4人でいかへんかーって」
「私は構いませんが・・・・私より明日菜さんの方がよろしいのでは?」
「うーんごめん、私はパス。用事あるの」

刹那を交えての夕食中に、木乃香はネギと刹那を週末の遊園地に誘った。
この誘いに、特に用事の無かったネギと刹那は乗る。
その裏に潜む陰謀を知らずに・・・・。

*

事の発端は、その日の昼に起きた。
木乃香の部屋に集まる図書館島探検部の面々。

「そういえばさ、のどかー」
「なに、ハルナ〜?」
「ネギ君とはどこまで行った?」
「はう――!?」
「確かにあれから結構日が経つです。もう少し接近するべきでは?」
「だ、だって私はネギ先生の生徒で・・・・」
「恋愛に教師も生徒もないえ?」
「あ、あうう・・・・」

やはりお年頃の女子中学生というべきか。
話は自然と恋愛の方向になる。
そしてこのグループで恋愛の話となると、決まってのどかとネギの関係だった。

980 名前:恐怖対象[sage] 投稿日:2007/05/27(日) 00:07:46 ID:ZKAvvp4F

「まだ恋愛がわからないネギ君でもさ、やっぱり今からガンガンアタックしておいた方がいいよ!」
「そ、そうかなぁ・・・・」
「そうです、デートに誘うですよ、のどか」
「で、デートなんて私・・・・恥ずかしいよ・・・・!」

欲が無く消極的なのどかに、他のメンバーはじれったくなっていた。
そして痺れを切らしたハルナが、どこからか4枚のチケットを取り出す。

「ほら、遊園地のチケット! これでデートに行ってきなさい!」
「え・・・・でも4枚あるよ?」
「二人っきりだと緊張するんでしょ? だったらまずは普通に一緒に遊ぶ!」
「のどかとネギ先生は決定として・・・・あとの二人はどうするですか?」
「それはもう決めてあるんだよね〜・・・・木乃香! 桜咲さん誘って一緒に行ったげて!」
「へ? うちとせっちゃん?」
「・・・・それは意外な人選です」

驚く木乃香と夕映。
しかし勢いに乗ったハルナに反論する事もできず、木乃香は刹那とそのデートに同行する方向となった。

「でも、せっちゃん来れるかまだわからへんよ?」
「だーいじょうぶだって。桜咲さんなら木乃香が誘えば来るでしょ」
「そんな根拠も無いことを・・・・」
「いーからいーから! じゃ、今日中に誘っておいてね! ・・・・夕映、帰るよ!」
「え? もう帰るですか?」
「いーから!」

981 名前:恐怖対象[sage] 投稿日:2007/05/27(日) 00:08:57 ID:ZKAvvp4F

ずるずるとハルナは夕映を引きずって帰っていった。
残されたのは木乃香とのどかの二人。

「・・・・予定でも立てておこか〜?」
「はい、そうですね・・・・あ、パンフレット置いていってくれたみたい」
「さすがハルナやな〜」

不自然なハルナの行動にさほど疑問も感じず、素直に外出の予定を立て始めた二人だった。

*

「ネギくん、ジェットコースター大丈夫なんやね」
「はい、楽しかったです!」
「私は少し怖かったです――・・・・」
「せっちゃんも少し驚いとったね」
「はい、ああいうのは初めてだったので新鮮でした」

週末、予定通りに遊園地に来た4人。
天候にも恵まれ、午前の予定はスムーズに実行する事ができた。
現在は4人で昼食をとっているところ。

「午後はどうします?」
「この後にパレードがあるみたいです――」
「では、それを見ましょうか? お嬢様?」
「そうやねv」

協調性がある4人だけあって特に意見の対立も無く、和気藹々とした雰囲気が流れていた。
しかしその後方の草むらでは――。

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