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982 名前:恐怖対象[sage] 投稿日:2007/05/27(日) 00:10:48 ID:ZKAvvp4F | ||||
(んもう、木乃香ったら! そろそろ桜咲さん連れて別行動しなさいよ!) (ハルナ・・・・天然な木乃香さんにそれは・・・・) (うーん、確かに・・・・木乃香も参謀に入れておくべきだったか) 実はハルナの作戦とは、『のどかとネギが途中から二人っきり作戦!』だったのだ。 しかし欲が無くて、協調性が恐ろしく高い4人。 ハルナの意図は空回りとなっていた。 (ここは・・・・木乃香に連絡を取って動くように言わないとダメみたいね・・・・) (そうした方が無難です) ――ピーラリラー ピラリラーリラー♪ 「あ、・・・・ちょっとごめんな」 「いえどうぞ。・・・・私も少し、お手洗いに」 やや騒がしいところで携帯が鳴ったために、木乃香は席を立った。 刹那もネギたちから離れる。 「・・・・もしもし、ハルナ? どないしたん?」 『なーにやってるのよ!!』 「ほえ?」 『いい? のどかとネギ君を二人っきりにするのよ! その為のチケットなんだから!』 「そ、そうやったん!?」 ・・・・一方、その頃。 夕映は携帯に怒鳴っているハルナを、呆れながら見ていた。 | ||||
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983 名前:恐怖対象[sage] 投稿日:2007/05/27(日) 00:11:37 ID:ZKAvvp4F | ||||
「ハルナ・・・・強引過ぎるです・・・・」 「・・・・どうかなさったんですか?」 「どうもなにも、ハルナが・・・・って!?」 誰もいなかったはずの背後から声がかかり、夕映は驚く。 夕映の背後には刹那が立っていた。 驚いた夕映に対して、少し謝罪の意を込めた顔をして。 「す、すみません・・・・途中からついて来ているのに気付きまして・・・・」 「いえ・・・・さすがです・・・・」 「・・・・見たところ、ネギ先生と宮崎さんの為の予定だったみたいですね」 「・・・・そうです」 いまだに電話先の木乃香に怒鳴っているハルナを見て、二人は苦笑した。 そして夕映が、飲み干した紙パックをハルナに投げつける。 それは見事にハルナの後頭部に直撃した。 「あいたっ! なにすんの夕映・・・・げ、桜咲さん!?」 『え? せっちゃん?』 ――結局、ネギとのどか以外のメンツが集合する事になった。 木乃香が先ほどの電話を"学園長からの呼び出し"と偽り、刹那を連れて撤退したのである。 ネギとのどかは少し戸惑っていたようだが、無事にデートを再開した。 「いい感じいい感じv」 「・・・・結局いつもと同じような気がするです」 「えーと・・・・私たちはどうしましょうか?」 「そやなぁ・・・・ウチらはウチらで遊びにいこか?」 | ||||
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984 名前:恐怖対象[sage] 投稿日:2007/05/27(日) 00:12:21 ID:ZKAvvp4F | ||||
せっかくのお出掛けを邪魔された木乃香と刹那だったが、二人はさほど不満を漏らさない。 それはネギとのどかを応援しているからでもあったが、何よりもこの展開の方が二人きりになる事ができる。 二人は深く話さずとも、その意見は一致していた。 「ハルナ、ウチらは他んとこで遊んどるな?」 「オッケーオッケー!」 「二人と鉢合わせしないように、定期的にメールするです」 「ありがとうございます。それでは私たちはこれで・・・・参りましょう、お嬢様」 木乃香と刹那はその場をハルナと夕映に託し、立ち去る。 前方の二人に夢中になっていたハルナには、すぐ傍に漂うラブ臭に気付けなかったようだ。 ただ一人、夕映だけが木乃香と刹那を暖かく見送っていた。 * 「きゃーっ!」 「あわわっ!?」 遊園地のアトラクションにしては薄暗いハウス。 その中に存在する魑魅魍魎。 ・・・・そう、遊園地にある定番のお化け屋敷である。 ハルナたちから離れた後、木乃香と刹那はネギたちとの鉢合わせを避けるために予定を立て直した そして当初の予定ではかなり後に来る事になっていた、このアトラクションを選んだのだ。 「け、結構リアルやなぁ・・・・」 「そうですね。確かにこういう類の魔物は実際に――」 「――ひゃああぁ!!」 「うあっ!?」 | ||||
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