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846 名前:フレンチキス[sage] 投稿日:2007/09/28(金) 23:31:02 ID:UIQYQ7b6

「ひゃああ・・・・////」

木乃香は目の前で繰り広げられている事態に驚愕していた。
目の前では、担任の教師と親友のラブシーン。
後にそれは世界樹の魔力のせいだと知ることになるが、それでも刺激的なものであることには変わりない。

(どどど、どないひょー!?)

強固な親友の明日菜が、10歳のネギによる濃厚な口付けで無力化されている。
それは普段の明日菜からは想像ができないほど・・・・色っぽい。
ネギもまた、普段見せない顔で明日菜を虜にしていた。

――ごくり

木乃香の喉が鳴った。
胸の中から何かが湧き上がるのを感じて、前にいる幼馴染の顔を見てみる。
幼馴染も目の前の出来事に成す術がなく、顔を真っ赤にしてそれを見守っていた。

「・・・・!?」

そこにいる誰もが明日菜とネギに注目している中、木乃香は幼馴染の刹那に近づく。
背後から触れるとやっと刹那も気づき、身を震わせた。
木乃香は刹那を盾にするような形で、刹那ぼ背中に密着する。

(お嬢、様・・・・?)
「・・・・っ」

木乃香は何も言わない。
刹那の背中に張り付き、顔を押し付けていた。

847 名前:フレンチキス[sage] 投稿日:2007/09/28(金) 23:32:50 ID:UIQYQ7b6

――ドクンッ・・・・ドクンッ・・・・

目の前で繰り広げられる、濃厚で刺激的な光景。
そして密着する想い人の身体。
刹那も木乃香も、自らの体温が上昇している事に気付いていた。
そして密着している相手も、自分と同じように・・・・。

「――あ、あれ? 僕いったい・・・・?」
「あ、あ、あんたは〜・・・・このエロバカネギ坊主ー!!!」
「ぎゃぴーっ!?」

ネギが魔法から解き放たれ明日菜が憤怒した瞬間、木乃香と刹那も離れる。
二人の鼓動は、今までに無いくらい大きく高鳴っていた。
衝撃的な現場を見ていたからでもあったのだが、何よりも二人はその光景を自分と幼馴染に重ねていたのだ。
あのようなキスを・・・・この人とやってみたい、と。

*

「いらっしゃい、せっちゃん」
「はい、お邪魔します」

それから色々あった麻帆良祭も終わり、二人は久しぶりの休息を満喫していた。

「麻帆良祭、長かったなぁ・・・・」
「何度も往復しましたからね・・・・もう二度とない経験でしょう」
「ウチら、貴重な体験したんやね〜」

さまざまな経験を二人は語り合う。
時を移動した事、超たちとの戦い・・・・そして、恋愛沙汰。

848 名前:フレンチキス[sage] 投稿日:2007/09/28(金) 23:35:15 ID:UIQYQ7b6

「ゆえとのどか、トロトロにならんで良かったわぁ・・・・」
「トロトロ・・・・? で、でも確かに仲直りできたのは良かったですね」
「あとアスナとネギ君がチューしたんは、びっくりしたね?」
「そ、そうですね・・・・初めて見ました・・・・」

あっけらかんと話す木乃香とは対象に、刹那は頬を紅くした。
刹那がこういった話に参加する事はほとんどない。
珍しく会話に乗ってきた刹那に、木乃香は興味津々で刹那に問い詰め始めた。

「せっちゃん、ああいうんのした事ないん?」
「え・・・・、そ、それは・・・・ネギ先生とのパクティオーが、初めてでしたし・・・・////」
「ふーん・・・・ウチと同じやね」

身を乗り出して刹那に質問する木乃香。
そして二人の距離は次第に、お互いの体温がわかるほどまで近づいていた。

「・・・・お、お嬢様・・・・?」
「なぁせっちゃん・・・・ウチもな、興味あるん・・・・」
「は、はぁ・・・・」

木乃香の手が刹那に触れた。
その時の木乃香の顔は、先ほどまでのあっけらかんとしたものとは大きく異なる。
どこか妖艶な雰囲気を漂わせていた。

「あ、あの・・・・!」
「・・・・キス、してええ?」
「え・・・・えっ!?」

木乃香のいきなりの申し出に、刹那は驚いて後退した。
それでも木乃香は近づいてくる。
刹那は顔に熱が帯びるのを感じた。

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