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727 名前:クリスマス[sage] 投稿日:2007/12/25(火) 20:48:15 ID:68L4Qezg

お嬢様の表情がどんどん暗くなってくる。
特にこの話題になってからが原因のような・・・・。
も、もしかして・・・・。

「お、お嬢様、ネギ先生のことが好きなのですか?」
「へ? ううん、ネギ君はかわええ弟って感じやなぁ・・・・せっちゃんがネギ君のこと気になってるんやろ?」
「私は、その・・・・強いて気になる男性ならネギ先生ってだけで・・・・」
「・・・・嫉妬するわぁ」
「え? 嫉妬・・・・?」

もう既にお嬢様は私と目を合わせていなかった。
この流れだと、私がネギ先生に好意を持ってる事にお嬢様は嫉妬してるという事か。
となると、お嬢様は・・・・?

「もう言うてみようかなぁ・・・・クリスマスやしなぁ・・・・」
「え、あの・・・・?」
「ウチな、せっちゃんが一番気になるんや。性別とか関係なしで・・・・」
「・・・・えっ?」

お嬢様の言ってる事を理解しようとして、動きが止まる。
しかしなかなか思考はこの展開についていけず、静か過ぎる空気が部屋に漂った。

「え、それって・・・・その・・・・」
「ウチせっちゃんの事、好きかもしれへん」
「あ、えと・・・・」
「ううん、やっぱ好きやなぁ・・・・」

お嬢様はじーっと私を見て話してくる。
これに今度は私が顔を赤くして俯く番だった。
お嬢様が近づいてくるのがわかったが、顔を上げることができない。

728 名前:クリスマス[sage] 投稿日:2007/12/25(火) 20:49:07 ID:68L4Qezg

「せっちゃんはどうなん? ウチの事はやっぱりただの幼馴染?」
「うっ・・・・その・・・・私は・・・・」
「・・・・やっぱ、女の子同士は無理? それとも龍宮さんの方が好きやったりする?」
「いえ、そんな事は・・・・! 私も、性別を気にしなければ、いや・・・・その・・・・」

顔が熱い。
まさかこのような展開になるとは思っていなかった。
精一杯上手く答えようとすればするほど、口はうまく動かない。

「うまくしゃべれんでええよ? ・・・・ウチの事、好き?」
「・・・・・・・・はい」

気が付くとお嬢様は私の背後にいて、私の肩に手を置いていた。
正面で話すのは、私にとって酷だと察してくれたのかもしれない。

「友達としての好きやのうて・・・・恋人として?」
「は、い・・・・」
「ウチら、両思いやったね?」
「・・・・はい・・・・////」

最初の反応で気付かれていたのかもしれない、私がお嬢様が好きだという事に。
肩に置いてあった手は私の首にまわっていて、お嬢様に慰められる様に抱きしめられていた。

「やっぱ、言うてみるもんやな。最高のクリスマスプレゼントやv」
「私もです・・・・仕事が早く終わってよかった・・・・」
「サンタさんたちに感謝やな」
「え、ご存知で? ・・・・あ、もしかしてお嬢様が・・・・」
「・・・・えへへv」

729 名前:クリスマス[sage] 投稿日:2007/12/25(火) 20:50:53 ID:68L4Qezg

龍宮が自分から話すなんて事考えられなかったのだが、これで合点がいった。
本当にお嬢様の対応能力には驚かされる。
これで魔法を覚えたら、本当に最強の魔法使いになれるだろう。

「――ほな、クリスマスにカップルする事せなあかんなぁ・・・・」
「え? 何かあるのですか・・・・わぁ!?」
「はよベッドいこ! クリスマス終わってまうやん?」
「ベッド・・・・? え、あの・・・・?」

ベッドに何かあるのだろうか?
なんだかよくわからないが、ここは素直に従ったほうがよさそうだ。
無邪気なお嬢様に引っ張られつつも、私はサンタに感謝して心でつぶやいた。

メリークリスマス、と。

FIN

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