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72 名前:1/4[sage] 投稿日:2007/08/14(火) 01:17:40 ID:d+pAZ1Q8
「今夜は暑いね〜。」
「申し訳ございません。空調が不調で…。」
「ええんよ。うちエアコン苦手やし。それに
 せっちゃんがこうして扇いでくれてるもん。」

刹那は手に団扇を持ち,木乃香にさわやかな風を送っている。

「……でもそれにしても暑いなぁ。」

木乃香は,上着の胸の部分をパタパタと扇ぎながら,
大き目のTシャツ1枚を羽織って刹那のベットでごろごろとしていた。
そんな木乃香を見遣るも刹那は,目のやり場に困っていた。

(こ……こんなあられもない格好でごろごろされたら,
 見えちゃうじゃないか…。もう……お嬢様ったら人の気も知らずに……。)

そんなことを思いながら団扇を扇いでいた刹那だったが,頬がやや色味
がかっていたことに気付かないでいた。木乃香はそんな刹那に気付いたのか,
ふと視線を刹那に向け,じっと見つめてみる。
自分の方を見ていないことを確認すると,
刹那のために考えた取っておきのポーズをとる。

「ね〜,せっちゃん。こんなんどうかなぁ?」

木乃香の声で,思考の渦から戻った刹那は木乃香の方を向いて噴き出してしまった。

「ちょっっおっお嬢様っ。なんて格好をっ……。」
「このポーズ,せっちゃん嫌い?」
「嫌いってそんな全然いやむしろ好き…って何言わせるんですかっ。」
「ええやんか〜。」
「ダメです。お嬢様,そんな…は……はしたない……ダメです。絶対ダメ!!」
「だって……暑いんやもん。」

73 名前:2/4[sage] 投稿日:2007/08/14(火) 01:18:33 ID:d+pAZ1Q8
刹那はふぅっと溜息をついた。

(こんなの続けられたら私の身が持たない。しかたないな…。)

刹那は団扇を置き,冷凍庫へ保冷剤を取りに行った。
くるくるとタオルでくるむと,木乃香の両脇に挟んだ。

「体温が高いときは,両脇とか太股の付け根とか
 から冷却すると効果的なんですよ。」
「へぇ〜そうなん。ひんやりしてきもちええわぁ〜。」
「でもこれじゃ,うちだけひんやりやね。せっちゃんは?」
「いえ,これだけしかないので…。それに私は大丈夫ですから。」
「え〜。それじゃ,うちが嫌や。」
「でも……。」
「じゃ,うちが取っておきのヤツをせっちゃんにしてあげる。」

何を考えたかおもむろに立ち上がった木乃香は,テーブルに
用意してあったジュースを凍りごと口に含み,モゴモゴとさせていた。
一つだけ口に含み刹那に口移しで与える。

「はい。氷。」
「////…ありがとうございます…。」
「じゃ,そこ寝そべってや。」
「?……わかりました。」

刹那をうつぶせに寝かせると木乃香は刹那に知られないように
そっと氷を口に含み,刹那の上に乗る。
手を回して上着を脱がせつつも,口に含んだ氷で,刹那の耳朶に触れた。

「ひゃぁぁぁっ。なにをっっ。」

74 名前:3/4[sage] 投稿日:2007/08/14(火) 01:19:36 ID:d+pAZ1Q8
そのまま首筋を伝わせ,更に脱がせた背筋に沿って氷を滑らせていく。

「ひゃぁぁっ,ふぅんぅぅぁっ。あ……ヤメっ…。」

性感帯を滑る氷の冷たさに,熱いのか冷たいのか複雑な感覚が体を過ぎる。
刹那の白い肌に残る氷の滴を零さないために,木乃香は刹那の肌に吸い付く。

「はうっぁ………ふぁぁぁん……ああ…あふ…っぁ……。」

ひとしきり,刹那を舐め尽くすと,木乃香は刹那に尋ねた。

「どう?少しは涼しゅうなった?」
「//////………。」

刹那は木乃香に嵌められたことにむくれ,枕に顔を埋めていた。
木乃香は刹那の顔を覗きこむと,恨めしそうな、でも嬉そうな
刹那の顔が見れた。
まんざらでもない刹那の様子を見て,木乃香はちょっとした悪戯
を思いつく。

「…さっきせっちゃん,両脇とか,足の付け根を冷やすといいゆうてたね?」
「!……えっ?!」
「うちがやったるえ。」

75 名前:4/4[sage] 投稿日:2007/08/14(火) 01:20:12 ID:d+pAZ1Q8
刹那をひっくり返すと,すばやく木乃香は氷を口に含み,刹那の全身を愛撫し始めた。

「あ……っそんな……ちょっと……まって……ひゃあ…ぁん……。」

刹那の身に初めて受ける木乃香の氷による愛撫は冷たくて,でも熱くて,
体の芯まで響くような熱烈なものとなったようだった。

「せっちゃんのここ……熱い……。どんどん融けてってる。
 それに水じゃない何かでいっぱい濡れてる……。」
「ひゃっ……氷でそんなとこっ……ふあぁっ……ぁくっ…やめ…。」
「……中も……こんなに熱い………。」
「ふぁぁあっぁぁぁん。」

寝苦しい熱帯夜は,二人をさらなる熱気の中へと誘って行った。

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