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726 名前:名無しさん@秘密の花園[] 投稿日:2006/04/10(月) 19:03:31 ID:ldaQKal8
「せっちゃーん、明日お花見行かへん?」
「お花見ですか、良いですねー、ぜひ行きましょう」


「せっちゃ〜ん、電車ギュウギュウやー」
「うぅ、子供連ればっかり… これはきっとみんなお花見に行くんでしょう」
「せっちゃん、誰かの手がウチのお尻に〜」
「お、お嬢様!! 誰だ!!お嬢様に破廉恥な事をする不届き者は!!」

「着いたはええけど場所があらへん〜」
「うぅー、人・人・人!! あーーもぅ!!折角のお嬢様との花見が!!」
「腰下ろす所もあらへん… せっちゃん、帰ろか…」
「(ううっ…)仕方ないですね、これじゃあ」



「お帰りー木乃香、刹那さん」
「お花見はどうでしたか、綺麗でしたか?」
「さっきまでテレビで花見中継やっててね、とても綺麗だったわよー」
「僕とアスナさんも弁当持って行きたかったですよー」


「花見以前の問題や…」
「弁当持って出かけた私たちより家でテレビで見ていたアスナさんたちのほうが桜を楽しめたなんて」
「理不尽や…」
「全くです…」
「「……ぅう(泣」」

 
759 名前:名無しさん@秘密の花園[sage] 投稿日:2006/04/20(木) 21:48:06 ID:wR2/fQuY
このか:進路を決めるのまだまだウチ考えられへんの
おじいちゃん、就職はイヤやわ〜♪
刹那:このかお嬢様あなたをお嫁にできれば満足
いつだって陰で支えます〜♪

双方の要望を汲んだ結果新婚生活突入

 
865 名前:名無しさん@秘密の花園[] 投稿日:2006/05/01(月) 20:27:50 ID:EiPsugFX
「せっちゃん。幸せ、って。歩いてこうへんね……」
お嬢様の唐突な発言に、一寸。私の部屋の中に流れていた空気が止まった。
「え?」
相手の意図が掴めずに、思わず出てきた心情をそのまま吐露した。
振り向こうにも、背中合わせの為に首だけしか動かせない。
木乃香お嬢様の表情が見えないから、一体どう言う気持ちで言ったのか、一体私にどう返答して欲しいのかがよく解らなくて。
もう一度、え? と問うた。
「幸せって、歩いて、こうへんね」
テープレコーダーですか。コチンと来る。貴方は何が言いたんですか、私に何を言って欲しいんですか。
「……はぁ」
浅くため息をつく。こんなのは毎度のことだから、慣れてしまったのだけれどさ。
「せっちゃん。幸せって、「歩いてこない。ですか?」
蓄音機みたいに、メトロノームみたいに。
「うん」
温かみの篭もらない相槌が木乃香お嬢様から打たれた。心の中で一人打ちひしがれる。
「幸せは歩いてこない」つられるように、私もそう言って。
そこで、あ。と、声を漏らした。行き着いた、一つの回答。

――――そう言うこと、ですか? 

首の角度を落として、口元に手を持ってきて。くすりと微笑んだ。
そうして二人して、同じようなタイミングで。
「「幸せは歩いてこうへんよね(来ないですね)」」
もう一度発言するお嬢様に、当たり前ですよ。とぶっきらぼうに返して、
背中合わせの、彼女の背に上体を、さっきよりもちょっとだけ重く預けた。
少しあけた窓から、相変わらずな春の陽気と、春先に吹く北風が部屋に舞い込んできている。
……本当に子供っぽいですねお嬢様。と、微笑んで。背中越しに木乃香お嬢様が微笑む音を聞き届けて。
――そうだ。幸せは歩いてなんか来る訳がない。

ココにもう、確かにあるんだから。

 
867 名前:名無しさん@秘密の花園[sage] 投稿日:2006/05/01(月) 21:10:28 ID:SOhHnyng
想いを伝えることは、自分勝手な独り善がりではないだろうか
『好きだ』とか『一緒に居たい』とか、聴いて欲しい言葉なら沢山…たくさんある。

でも、きっとそれはあなたを戸惑わせるだろう。
私は只の護衛としてお嬢様の傍にいただけに過ぎないのだから

でも、それでも、いつかは知って欲しいと思った。

私があなたを好きだ、と云う事を―

 
933 名前:名無しさん@秘密の花園[sage] 投稿日:2006/05/11(木) 20:54:44 ID:lI6jkTLA
このか「………ん…」
せつな「お嬢様?」
このか「……せ……せ……」
せつな「?」
このか「せっちゃわああああん!!!!!」
せつな「お、お嬢様!!如何されました!?」
このか「ん?あ、今のはクシャミやえ。」
せつな「ええっ!?…そ、そうですか……」

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