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229 名前:225[sage] 投稿日:2006/01/17(火) 21:15:40 ID:Wye2RD7X
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明日は1月17日せっちゃんの誕生日。
せっちゃん自身ははきっと覚えてない……
だからウチはいつも通りに話しかけるんや。
授業が終わって、みんなが帰りだしてからウチはせっちゃんに話しかけた。
「せっちゃん。今日せっちゃんの部屋泊まりに行ってもええ?」
「え?別に構いませんが、今日は部活で帰りが遅くなってしまうんですよ。」
そう言うとせっちゃんは少し考える仕草をしてから
「6時ごろには帰れると思いますから、帰ったら迎えに行きますよ。それまでお嬢さまは自室で待っていてください。」
「せっちゃんの部屋で待ってようと思ったんやけどなぁ……」
「さすがに、お嬢さま一人でお待たせするなんてできませんよ!」
ひっそり忍び込んでようかと思ったけど、せっちゃんに怒られそうやし大人しく部屋で待ってようかな。
カモ君から貰わなあかんもんもあるしなぁ。
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230 名前:名無しさん@秘密の花園[sage] 投稿日:2006/01/17(火) 21:16:35 ID:Wye2RD7X
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ピンポーン
「ハーイ」
予告通り6時ピッタリなんてせっちゃん時間に正確やなぁ。
思ったとおり扉の前には学校から直接ここに来たのか、カバンを持ったままのせっちゃんが立っとった。
「お嬢さま。お迎えに参りました。」
「じゃあ、せっちゃんの部屋いこかー!ウチが夕飯作ったげるえ。」
せっちゃんの部屋に着くまでずっと話してたんやけど、
せっちゃんウチのこと「このちゃん」って一度も呼んでくれへんかったなぁ……
せっちゃんの部屋に着いてすぐ、ウチが夕飯を作ろうとすると
「私も手伝います。お嬢さまだけに作っていただくなんて……」
「でも、せっちゃん部活で汗かいてるやろ?先にお風呂入ったほうがええよ?」
「しかし……」
「汗かいてそのままにしとると風邪ひいてまうよ?」
せっちゃんは渋々お風呂に行ってくれた。
ウチは今、せっちゃんの部屋のキッチンに一人で立っている。
今のうちにカモ君から貰った「睡眠促進薬」を使っとかんとな。
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231 名前:名無しさん@秘密の花園[sage] 投稿日:2006/01/17(火) 21:17:54 ID:Wye2RD7X
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せっちゃんの料理に気づかれない程度に「睡眠促進薬」をかけたんやけど、
ほんまに少しだけやったから効果出ない気がするわ……
「ウチちょっとお風呂入ってくるから、その間お茶でも飲んで待っとってなぁ」
「あ、はい。ごゆっくり入ってきてください。」
ウチは薬を溶かしたお茶をせっちゃんに出してからお風呂へ行った。
さすがにお風呂から出る頃には薬効いてるやろ。
お風呂から出てみると、せっちゃんは立てた片ひざを抱えるようにして、うとうとしてた。
「せっちゃん!布団で寝ないと風邪ひくで。」
「……あ、申し訳ありません。寝てしまったようで……」
「ウチが手伝ったげるからちゃんとベッド入らんと。」
「すいません。お嬢さま……」
ウチはせっちゃんを支えてベッドに寝かせる。
これで今回の目標、半分ぐらい達成やな。
せっちゃん、寝ぼけたりしない限りいつもみたいにウチにベッド譲って床で寝てまいそうやからなぁ……
さてと、ウチも寝ようかな。
せっちゃんと一緒に寝るの何年ぶりやろ?
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