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651 名前:名無しさん@秘密の花園[sage] 投稿日:2006/03/15(水) 00:24:56 ID:oW335OEv
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私は今、とある計画を立てている……
今日はホワイトデー。
バレンタインの時はバレンタインを忘れて、その上熱を出してこのちゃんにチョコを用意できなかった……
しかし今回はそんな失態はしない。
放課後、四葉さんに教わりながら作った出来立てのクッキーを持ってこのちゃん達の部屋へ。
呼び鈴を鳴らしてしばし待つ。
「はーい!あ、せっちゃん、いらっしゃい」
「こんばんわ、お嬢様。今日はホワイトデーなのでこの前のお返しを、と思いまして」
「クッキー?美味しそうやなぁ。ありがとう、せっちゃん」
このちゃんは笑顔で私のクッキーを受け取ってくれた。
「あ、ウチからもホワイトデーのプレゼントや。ホワイトデーと言ったらキャンデーが王道やからなー」
どこからともなくこのちゃんはあめ玉を取り出した。
「せっちゃん、あーん」
玄関先のため少し恥ずかしかったがこのちゃんに押し切られる形であめ玉が口の中に放り込まれる。
「刹那さんダメッ!」
ポンッ!という音と共に聞こえたいつもよりも高いアスナさんの声。
ま、またですか……
部屋の奥には私と同じように小さくなったアスナさんと普段通りのネギ先生が居た。
「あーん、せっちゃんやっぱりかわええなー」
そして、私はこのちゃんに抱っこされる形で部屋の中へと連れて行かれる。
と、とりあえず本番は四日後だ……
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666 名前:名無しさん@秘密の花園[sage] 投稿日:2006/03/19(日) 00:44:08 ID:B2I1xdCv
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カモさんの年齢詐称薬でいたずらするこのちゃんを小さなアスナさんがお説教する、という何とも珍妙な光景が広がっていた。
何故かネギ先生とカモさん、そしてこのちゃんと一緒に居た私も巻き添えを食らってしまった。
「かわええからええやん……」
私の気持ちを知ってか知らずか、このちゃんはそんな事を言いながら小さくなった私を抱きかかえて頬擦りしたりする。
アスナさんのお説教の間、嬉しい反面恥ずかしくもあった……
今日はそんな事があったホワイトデーから3日後の17日。
そして明日は特別な日。その上、ちょうどいい事に土曜日だった。
最近、このちゃんは私の部屋へ泊まりに来たいと言ってくれる。
そのため、龍宮が実家の龍宮神社に泊まって、私一人になるような日にはこのちゃんを部屋に誘っている。
龍宮には前もって他の部屋に泊まってくれと頼んである。
だから今日、私がこのちゃんを部屋に誘うのもいつも通り。別に特別な事じゃない。
自分にそう言い聞かせる。
このちゃんは明日が何の日なのかちゃんと自覚してるはずだから……
少しでもこのちゃんを驚かせるために……
授業が終わって帰り支度をしているこのちゃんにいつも通りに話しかける。
「お嬢様。今夜私の部屋に泊まりにきませんか?龍宮は今日から実家に戻るとの事なので……」
「それホンマなん!?もちろん行くえ!少し準備せなあかん事があるから7時にはせっちゃんの部屋行くな」
このちゃんは快くOKしてくれた。
これで私が二ヶ月前から練ってきた計画の下準備は終了だ。
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667 名前:名無しさん@秘密の花園[sage] 投稿日:2006/03/19(日) 00:44:52 ID:B2I1xdCv
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今日は17日やから、明日はウチの誕生日。
せっちゃんはちゃんと覚えとってくれたかなぁ……
何も起きないまま今日一日分の授業が終わって、もうちょっとで下校って時の出来事や。
誕生日当日やないから当然といえば当然やなって一人で納得しながら帰り支度をしてると
せっちゃんが話しかけてきてウチを部屋に誘ってくれた。
もちろん即答でOKや。
今は寮の部屋で泊まりに行く為の準備をしとる。
ウチはアスナとネギ君とカモ君の為に夕飯を作っとる真っ最中や。
そういえば、明日がウチの誕生日やってちゃんと分かってて誘ってくれたんかな……
作りながらさっきのせっちゃんの態度を思い出してみる。
いつも通りやった気がする……
せっちゃん忘れてもうたんかな……
せっちゃんがウチの誕生日忘れてるかもって考えたら少し哀しくなってきてもうた……
あんま悪い方に考えたらあかんな……
もし、忘れとったらちゃんと覚えててもらえばええだけやないか!
ウチは思考を切り替える。
このあと、せっちゃんとこ行くのにウチが沈んでたらせっちゃんに心配されてまう……
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