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570 名前:名無し@秘密の花園[konosetu] 投稿日:2007/02/18(日) 10:24:47 ID:UhF2h1hR
夕刻〜

「お疲れ様でした。」
「ふぅーっ!!私、今日はゆーな達と食堂棟で待ち合わせしてて・・・刹那さん、悪いんだけど・・・。」
「はい。お嬢様には私が。」

今日はとても疲れたな・・・。でも、お嬢様に会える・・・。
それだけで、今日も最高の一日になるかな・・・^^


「失礼します。明日菜さんは食堂棟に寄っていかれると・・・。」

一瞬でわかった・・・。お嬢様の悲しい心の中が・・・。

「・・?お嬢様?いかがなさ・・・。」


何が起きたのだろう・・・。部屋を追い出された。私がお嬢様を・・・好きじゃ・・・?
どういうことだ・・・。


「あれっ?刹那さん!」
「ネギ先生・・・。」
「どうしたんでぃ?部屋に入らないのかい?刹那の姐さん。」
「あ・・・はい・・・。いいんです・・・。失礼します・・・。」
「ははーん!!」(さては、木乃香姉さんと・・・)
「・・・?カモ君?」

571 名前:名無し@秘密の花園[konosetu] 投稿日:2007/02/18(日) 10:25:42 ID:UhF2h1hR
部屋に戻ると龍宮がいた。浮かない表情の私を見て、唐突に口を開いた。

「・・・近衛木乃香。」
「うわぁっ!!!」

くすくすと笑うと、手入れしていた銃を置き私に近づいた。

「ケンカでもしたか?」
「わからない・・・。でも、やはりあの言葉かなぁ・・・。気配が消えたのはあの時だし。」
「・・・今夜は月が雲に隠れているな。刹那、きっとお前の心も・・・。」

本当だ。・・・月が。明日・・・いや、今日・・・今だ!お嬢様に伝えなくては・・・!!


窓を開け、禁断の白い翼を背に広げ暗闇の中、明日菜さん達の部屋へ・・・!!

ベランダへ降り立つと、小さく窓をたたいた。
私はただ、今想っていることを伝えたかっただけ・・・。
愛しいあなたへ。

「お嬢様・・っ。」

窓越しにお嬢様の姿が・・・。ゆっくりと窓が開けられた。

「・・・せっ・・・」

お嬢様の声を遮り、少し強引に抱き上げ、闇を裂くスピードで世界樹広場にたどりついた。

572 名前:名無し@秘密の花園[konosetu] 投稿日:2007/02/18(日) 10:27:52 ID:UhF2h1hR
「せっちゃん・・・?」

いきなりのことで何が起こったかわからんかった。
ただひとつだけわかったのは・・・せっちゃんはとても暖かかった・・・。

「お嬢様。私は・・・お嬢様のこと、好きではありません。」
「せっちゃん・・・?」

ウチってこんなに泣き虫やった・・?また涙が出た。

「好きを越えてしまいました^^大好きです。」

・・・あ・・・月が顔出してる・・・。

「このちゃん・・・?」
「なんや・・・そういう事かぁ////」
「でも、私はこのちゃんの事を《大好き》であって、《好き》ではないですし、ほっておいていいんですよね^^」
「・・・せっちゃん意地悪やぁ!!」

せっちゃんは私を抱き寄せて
額に口付けしてくれた。
頬に口付けしてくれた。
鼻に口付けしてくれた。
額と額を合わせたら瞳が合った。


唇に口付けしてくれた。
月明かりがやけにまぶしかった。


*END*

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