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658 名前:名無しさん@秘密の花園[] 投稿日:2007/07/09(月) 23:56:58 ID:gn2IEHKa
「こ、このちゃんっ!!上はダメッ!!!!」
「えぇ〜上、アカンの?」
「アカンに決まっとるやろっ!?」
「せやけど…」
「ひゃっ…――」

刹那は後悔した。
たとえ浴衣でもブラかサラシを付けてくればよかったと…
つまり、木乃香の手は直に彼女の小ぶりなそれを触っているわけで。

「このちゃんっ…アカンてっ…はぅ――」
「だってぇ…やらかくて気持ちえぇんやもん…」
「それでもだめぇっ…っくく…こそばゆ」
「ぷにぷにぃ〜」

これ以上は身が持たないと判断したのか、また木乃香の手を掴む。
今度はさっきよりもきつめに、刹那はもう放さないといった感じで。

「はぁっ、はぁっ、はぁっ……」
「………」

659 名前:名無しさん@秘密の花園[] 投稿日:2007/07/09(月) 23:57:31 ID:gn2IEHKa
やっと大人しくなる彼女。
その手は刹那の両手に包まれ、ちょうど胸の上に置かれている。

「せっちゃん…ドキドキいっとる……」
「っ…――」

一気に顔を朱に染める刹那。
彼女の手を拘束するのに必死で、その弄っていた場所を失念していたようで。

「うぁ…す、すいませんっ――」

そう言って、木乃香の手を彼女の方に押し付けた。
すると彼女は…

「ふんだ」

また機嫌を悪くしたようで。
また刹那にちょっかいを出そうとその悪戯好きの手を伸ばす。

しかし、それは失敗に終わった。

660 名前:名無しさん@秘密の花園[] 投稿日:2007/07/09(月) 23:58:13 ID:gn2IEHKa
「お嬢様…止めてくださいっ――」
「嫌や…」
「お嬢様」
「いや…」

なぜ彼女はこんなにもちょっかいを出そうとするのか…
刹那にはわからなかった。

「むぅ〜もぉえぇわ…」

ぷいっとそっぽを向く木乃香。
そのまま寝返りを打って向こうを向いてしまった。
どうやら相当機嫌を損ねてしまったようで…
刹那ははぁ、と溜め息を一つこぼしながら言った。

「お嬢様…」
「………」
「お嬢様ってば」
「ウチはお嬢様やないもん…」

まるで小さな子供のような彼女の口振りに、思わず笑ってしまった。

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