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367 名前:投下中[sage] 投稿日:2007/02/09(金) 20:08:14 ID:zBf6F+zP
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コンコン。
「桜咲刹那と龍宮真名です」
「うむ、開いておるぞ」
『失礼します』
周りに人がいないのを確認して、部屋に入る二人。
「それで、何か御用でしょうか?」
「うむ、明日から休日なのに悪いんじゃが・・・・、一つ『厄介な仕事』を引き受けてくれんかね?」
『厄介な仕事』と聞いて表情が引き締まる二人。
そんな二人をみて、柔らかい表情を返す学園長。
「そう身構えんでも良い。厄介とはいえど難しい仕事ではない」
「というと?」
「うむ、実はの――」
学園長の話によると、今週末にとある宗教団体が都心に現れるらしい。
その団体は都市の中心に魔方陣を張り、何やら謎の計画のために都市エネルギーを吸い取ろうと企んでいる、と。
それを阻止するのが今回の任務。
宗教団体自体にさほど力はなく危険は少ないが、それ故に一般人に紛れ混んでしまう為に探索に多くの人材が必要だそうだ。
ここまでの話だけなら、さほど厄介な仕事ではない。
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368 名前:投下中[sage] 投稿日:2007/02/09(金) 20:08:46 ID:zBf6F+zP
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「で、厄介な理由はの・・・・この依頼が外からだと言うことじゃ」
「外から?」
「うむ、学園外にも東の勢力があっての。友好関係を継続するために、この依頼は断れんのじゃ。
それも大人数の派遣を要求して来ておる。
さらに、向こうが要求して来たのは『18歳以上の熟練した人間』での。
じゃがそれだと、大人の魔法使い全員が学園からいなくなる事になる。
学園警備のためにもそれは避けたい。
そこで『厄介な仕事』になるということじゃ」
「しかし、我々はまだ中学生・・・・」
「うむ、それでの・・・・これじゃ」
「――年齢詐称薬!?」
「おや、知っとるのかの?」
知ってるも何も、以前これでえらい目にあった記憶がある。
カモが通信販売で購入し、木乃香がおもちゃにしたのだ。
自分は7歳の子供にされて、下の服が脱げた状態で木乃香に遊ばれた。
木乃香自信は何度も使って服がほとんど脱げた挙句、低年齢化する飴を舐めすぎて赤ん坊になったりした。
ネギは上手く使っていたようだが、自分は思い出したくない思い出しかない。
――できればもう見たくないマジックアイテムだった。
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369 名前:投下中[sage] 投稿日:2007/02/09(金) 20:09:49 ID:zBf6F+zP
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「そ、それを使って大人に化けろと・・・・?」
「うむ、そうじゃ」
「ほう・・・・これで年齢を誤魔化せるのか?」
龍宮は興味津々といったところだ。
そりゃあ、あの刹那がここまで嫌がっていれば興味が沸いてくるというもの。
「では明日の正午から都心の警備を頼むの」
年齢詐称薬を受け取り学園長室を出る二人。
薬を見てため息をつく刹那。
「ふふ、明日が楽しみだな」
「・・・・何事もなければいいが・・・・な」
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