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375 名前:投下中[sage] 投稿日:2007/02/09(金) 21:25:15 ID:zBf6F+zP

「・・・ではお願いします」
「はい、原宿方面は我々にお任せを」

任を受け取ったのは二人の女性。
二人とも10代後半から20代前半ぐらいの年齢といったところか。
身長は160cm後半と180cm前半ほど。
両者動きやすい服装をしているため、ずいぶんと落ち着いた雰囲気がある。

ただ背に背負っているのは木刀収納袋とギターケース。
よくよく見るとでこぼこコンビである。


「ふう、まさかこれほど背が伸びるとは思わなかった」
「朝っぱらから服の買いだしに行くハメになるとはな」

そう、年齢詐称薬を使った刹那と龍宮だった。
刹那は身長が元より20cmほど伸びてしまったため、任務前に大急ぎで服を新調となった。
ちなみに龍宮は薬を使っていない。
元が誤魔化せる容姿だったので使わなかったのだ。

「しかし、なぜ私だけ・・・・」
「なかなか似合ってるぞ、その姿と私服。大好きな木乃香お嬢様に見せたら喜ぶんじゃないかな?」
「ぜ、絶対断る・・・・っ!」

376 名前:投下中[sage] 投稿日:2007/02/09(金) 21:25:48 ID:zBf6F+zP
かつて「大人のせっちゃんが見たい」と木乃香に迫られた事がある。
だがその時はトラブルが重なり、年齢詐称薬が壊されてしまって未遂に終わった。
自分の理想も反映される薬だ、どんな自分になりたいのかがバレてしまう。
あまりにもキケンだ。何より恥ずかしい。

「しかし背は高くなったが胸はあまり・・・・」
「・・・・任務には邪魔だから望まなかっただけだ」
「まったく、つまらない奴だ」

つまり刹那はリーチは望んだが、スタイルは望まなかった。
「せっかくだから遊べ」と、そそのかす龍宮の意見も蹴った。
刹那の性格からして、公私混合は断固として認めなかったのだ。

「とりあえず探索を始めよう。特定の範囲まで近づけば探知できると聞いたが?」
「あぁ。魔力が弱い連中のために遠くからの探知は出来ないっとか言ってたな」
「――ん? 龍宮、この魔力は?!」
「・・・・行ってみるか」

さっそく二人の探索に誰かが引っかかった。
仕事人の表情に変わって現場に急行する。

377 名前:投下中[sage] 投稿日:2007/02/09(金) 21:26:32 ID:zBf6F+zP
一方その頃、同じ原宿。

「えぇ天気やなぁ〜」
「そうねー、刹那さんもこれればよかったのにね」
「うん、残念だね〜」
「桜咲さんと遊んでみたかったな」
「用事があるんだからしょうがないでしょ」

木乃香と明日菜がいた。
チアリーディングの3人も一緒である。
先日言っていた『お出かけ』のようである。

「ほにゃらば、さっそくショッピングといきますか〜!」
「あ、クレープ!」
「こらこら、勝手に行動するなー!」
「木乃香も食べる?」
「蕎麦粉のクレープがええな〜」


『な、なんでお嬢様が・・・・!?』
『先日出かけると言ってなかったか? まさか同じ原宿とはな』

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