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734 名前:【もしも】明日菜が生き返っていなかったら?【シリーズ】[sage] 投稿日:2007/03/01(木) 18:45:17 ID:0n9uziAN | ||||
「リク・ラク・ラ・ラック・ライラック・・・・」 エヴァちゃんの詠唱に反応して、魔法陣が光り出す。 何が起こってるかウチにはまったくわからなかった。 そして魔法陣の光が収まったとき、ウチの目の前に小さな光が浮かんでいた。 手にとってみると、それはカードに変わる。 「それが桜咲刹那のカードだ。わざわざこの私が作ってやったんだ、大切に使え」 そして使い方を教えてもらったウチ。 カードに描かれた人を召還できる機能、念話という遠距離会話みたいなのができる機能。 「これでウチ、もう一度せっちゃんと話してみる!」 「あぁ、・・・・このコピーカードも持って行け」 「ありがとうエヴァちゃん!」 ウチはそのカードを大事にカバンにしまうと、急いで寮に向かった。 早くカードを使ってみたかったから・・・・。 | ||||
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735 名前:【もしも】明日菜が生き返っていなかったら?【シリーズ】[sage] 投稿日:2007/03/01(木) 18:45:55 ID:0n9uziAN | ||||
* 「近衛、エヴァンジェリンに協力を頼めたのか?」 寮に入ると、そこには龍宮さんと楓ちゃんがいた。 「その様子だと、うまくいったみたいでござるな」 「うん、これ貰うてきたよ」 「おっと、少し待て」 カバンからカードを出そうとしたが、なぜか止められた。 「近衛の部屋に少しお邪魔してもいいかな? 作戦会議といこうじゃないか」 何の作戦会議だろうと思ったけど、とりあえず二人を部屋に招いた。 カーテンは閉めたままで会議が始まる。 「刹那は頑固者でござるからな、呼び出しただけではすぐ逃げてしまうでござるよ」 「あ・・・・」 「だからある程度捕らえておく準備をしなくてはな」 「と、捕らえるって?」 「軽く束縛するでござるよ」 「なぁに、少しだけ動けなくすればあいつだって諦めるさ。なんたって大好きなお嬢様のお呼び出しなんだからな」 「つまり、呼び出してすぐに逃げられないようにって事? そないな事ウチにできるん?」 | ||||
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736 名前:【もしも】明日菜が生き返っていなかったら?【シリーズ】[sage] 投稿日:2007/03/01(木) 18:47:07 ID:0n9uziAN | ||||
「・・・・そこで拙者らの出番でござるよ、ニンニン♪」 「忍と狙撃手・・・・そして吸血鬼の力を借りる事ができるなんて、近衛はある意味恐ろしいぞ」 「・・・・ありがとう、みんな・・・・」 「礼には及ばないでござるよ」 「刹那も意地を張ってはいるが、本心は戻ってきたがってるみたいだ。強引に引き止めてやれ」 ちなみにこの部屋には、盗み聞きされないように魔法がかかってるらしい。 これもエヴァちゃんの魔法。 せっちゃんの為にみんなが力を貸してくれている。 「・・・・これが作戦だ。感づかれないうちに今夜決行する」 「あいあい!」 「了解や!」 上手くいくかはまだわからないけど。 それでも『あと一歩が願い叶う秘訣』ならば、ウチはこの作戦に賭けようと思う。 力を貸してくれるみんなもいる。 ウチにはまだせっちゃんが必要みたい。 せっちゃんの影が見えただけでこんなにも生きる勇気が沸いてくるなんて、ウチは本当にせっちゃんに夢中なんだね・・・・。 | ||||
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