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146 名前:名無しさん@秘密の花園[sage] 投稿日:2008/02/08(金) 18:05:08 ID:wSs1cGuA
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「話がわかんないなら当人に聞くまでだっつーの!
本気で話わかんないんだけどムカGが二人の恋路を邪魔しよーってんでしょ?!
か〜ッ、ほんとムカつく!!前時代過ぎるっつーの!!」
「ちょ…ッ、アスナさん…………?!」
話が飛びすぎている上に馬鹿丸出しの明日菜を止めようと刹那が立ち上がる。
「ま、待ってください!!
そんな簡単な話ではない筈です………!!」
「戻ってきた」
「……は?!」
「いつもの刹那さん。
戻ってきた」
「……………あ」
言われてみれば。
いつの間にか震えは消えていたし、呂律も回る。
嗚咽もどこかへ行ってしまったようだった。
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147 名前:名無しさん@秘密の花園[sage] 投稿日:2008/02/08(金) 18:05:32 ID:wSs1cGuA
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「さて?
冷静になったところで今するべきことを考えよーじゃない?」
「…………は、はい」
……まぁ、このまま刹那が止めなければ明日菜は関西呪術協会総本山に突っ込む気満々だったのだが。
「まずは何が何なのか聞かせてもらわないと」
「そう…ですね」
憑物が取れたように冷静さを取り戻しつつある刹那が目を瞑る。
これは状況を整理したり気持ちを落ち着かせる為に昔から刹那が行う癖のようなものだった。
…今自分は何をすべきなのか。
何が出来るのか。
……しかし、情報の少ない現状ではいくら知恵を絞ろうにも考えが浮かびようもない。
第一刹那はあの部屋で交わされていた会話はほぼ何一つ聞くことがなかったのでそれは尚更だった。
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148 名前:名無しさん@秘密の花園[sage] 投稿日:2008/02/08(金) 18:05:53 ID:wSs1cGuA
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「ねぇ」
「はい」
「刹那さん、難しく考えちゃダメじゃない?」
「……え」
「今やるべきこと。っていうよりさ、今の気持ちが大事なんじゃないかなって、思う」
「……きも、ち」
「あたしの気持ち!!
『とにかくこのかとイケパがヤバいなら助けたい!』
どう?刹那さんは違う?」
「…………」
「んん〜?何かなその笑いはぁ」
「……違わない、ですね、私も」
「いひひ、んじゃ決まり!!二人で行きゃー怖くないよきっと!」
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